私は普段、軟水を主に飲んでいます。

今は手軽に硬水もミネラルウォーターで手に入る時代になりました。

硬水と軟水、どちらも私たちの生活に必要な存在であることには変わりがありません。

硬水や軟水を目にされた方も、硬水と軟水はどこが違うの?そう疑問に思われているかと思います。

健康や美容にどちらがいい?そうした疑問もお持ちでしょう。

私自身、軟水と硬水を飲み比べた結果をふまえ、硬水と軟水の区別の仕方や、健康や美容に関わる話などを丁寧に書いていこうと思います。

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水と軟水は硬度によって決まる

硬水と軟水。

よく耳にする言葉です。

硬水と軟水の違いはいったいなんでしょう。

この硬水と軟水の違い、実は意外と大きな意味を持っています。

硬水と軟水を区別する際に使われるのは、硬度という指標です。

水にはカルシウムとマグネシウムが含まれています。

硬度とは、水1000ml中に溶けているミネラルの量で決まります。

硬度=(カルシウム量mg/l×2.5)+(マグネシウム量mg/l×4)


硬度が120mg/l以下を軟水、120mg/l以上を硬水といいます。


普段飲んでいる水に関して、私たちが注意深くなるのも当然です。

硬水も軟水も私たちの健康や生活に関わる非常に重要な要素です。

この記事を通じて硬水と軟水の違いを明らかにしたいと思います。

まず、硬度についてお伝えしました。

次に、硬水と軟水の違いが食文化に関わる事実を見てみましょう。

硬水 軟水 違い

世界の食文化に見る硬水と軟水の違い

硬水と軟水は含まれる成分が異なることは見てきました。

ではなぜ、硬水と軟水の違いが食文化の違いを生むのでょう。

多様な食文化と硬水と軟水の違い

食文化は水によって大きく左右されますが、水の性質は食文化にどんな影響を与えてきたのでしょう。

大きく分けて、硬水の出る地域と軟水の出る地域に大別出来ますが、それぞれの地域で異なる食文化が発達してきました。

例えばいろいろな地域の食事を比べてみると分かりますが、調理の仕方や味が大きく異なっているのが分かります。

世界のどこの地域も独特の食文化を持っています。

世界のさまざまな地域で、それぞれの水事情というものがあります。

硬水にはカルシウムやマグネシウムが多く、ミネラルを補給するのに適しています。

軟水にはカルシウムやマグネシウムの量が比較的少なめで、硬水と比べても、独特の香りはありません。


このように、世界の食文化はカルシウムやマグネシウムの差に深く根ざしています。


世界のさまざまな地域で、軟水と硬水の違いを生かした食文化が作られてきたのです。

日本の食文化と硬水と軟水の違い

次に硬水や軟水の違いが、どのように食文化に反映されているか、日本を具体例に見ていきましょう。

例えば日本の水は基本的に軟水です。


日本料理が素材の香りを活かした繊細な味付けに洗練されたのも、軟水が無味無臭だったためです。


硬水には肉の臭みを消し、アクを取る作用がありますから、肉料理が主流の西洋では好んで用いられていますが、肉料理を主体にしない日本の食文化では、主流ではありませんでした。

  • 日本酒を例にとると、軟水で作った日本酒は端麗で爽やかな喉越しのものが出来ますし、日本酒の成分の8割が水なので、水が美味しくないと、お酒も美味しくないというわけです。よって軟水が日本酒の主流です。

  • しょう油を例にとると、硬水を原料ととして造ると「こいくち」、軟水を原料として造ると「うすくち」となります。軟水が原料のうすくちは植物性の食べ物に合います。和食の素材にはうすくちが好まれます。

  • 米を例に取ると、日本の渓流の大半は軟水です。ただし米自体がミネラルが豊富なので、軟水を使った伝統的な農法でもミネラル不足にはなりません。国産米が、軟水で炊くと美味しいと言われるのは軟水を使って生産されたからなのです。

このように日本では軟水を中心に食文化を築いてきました。私たちの食生活の基本を支えるのは、やはり水の存在です。

以上、食文化から硬水と軟水の違いを見てきましたが、つぎに健康への影響から見る硬水と軟水の違いを順次見ていきましょう。

硬水 軟水 違い

健康への影響から見る硬水と軟水の違い

健康への観点から見た場合の、硬水と軟水の相違点を明らかにしていきます。

ミネラルの量と硬水と軟水の違い

硬水と軟水の健康への影響を考える際に、重要となるのはミネラルの含有量です。

ここではミネラルとはカルシウムやマグネシウムを指しますが、これは硬水と軟水を分ける重要な指標でした。

なぜミネラルが人間の健康にとって重要な位置を占めるのかと言えば、たとえばマグネシウムには心臓を正常に働かせる作用があり、不足すると不整脈や動悸を引き起す可能性があるからです。

最初に確認したように、硬水にはミネラルが豊富ですが、軟水にはミネラルが少ないです。


このミネラルの差こそ、硬水と軟水の健康への影響を考える際に、決定的な違いになります。


ミネラルの作用に見る硬水と軟水の違い

ミネラルが豊富な硬水にはミネラルの作用を期待出来ます。

たとえば硬水には血行促進作用があり、各種の血管障害を防止する役目が期待できます。

加えて、硬水によってミネラルの補給が可能という利点も挙げられます。

食物からミネラルの摂取が難しい欧米人は硬水よりミネラルを補給しています。

軟水にはミネラルが少ないため、ミネラル自体の作用を期待するのは期待がうすいです。

ではミネラルの少ない軟水にはメリットが存在しないのかと言えば、そうではなく、軟水には水分吸収の早さという利点があります。

これは逆に、ミネラルが少ないがために可能になっています。

発汗の激しい運動後などに、軟水を摂るのも良い方法です。

以上、健康の観点から見た、硬水と軟水の違いを見てきましたが、次に、美容の効果から見た、両者の違いを書いてみます。

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美容への効果から見る硬水と軟水の違い

ここでは硬水と軟水の違いに関して、痩身と保湿の2つの小見出しに分けてお話していきます。

痩身への作用から見た硬水と軟水の違い


痩身には適切な消化活動が必須ですが、硬水と軟水に消化の促進を期待することは可能でしょうか。

結論から言えば、硬水も軟水も共に痩身への作用が期待できます。

硬水が消化器を刺激するのに対し、軟水は水分吸収によって消化を補助します。

痩身を考える際、注目すべきは硬水の胃腸への作用です。

硬水には消化器を刺激して消化を改善する作用があります。

硬水に含まれるミネラルは、下剤として用いられていることもあり、胃腸の状態を改善してくれます。


硬水には代謝をうながす作用もあるので、老廃物の分解や排出など、高い痩身効果があります。


一方軟水は、水分の吸収が早く胃腸への刺激も弱いので、痩身を目的とした水分補給に適しています。

保湿効果への硬水と軟水の違い

軟水には美肌の効果があるという点です。


軟水は人の体に近いミネラルバランスだと言われていて、水分の吸収が早いという利点があります。


皮膚の保湿や適度な水分の髪質を保つのにも、軟水のミネラルバランスは理想的です。

こまめに飲んでも胃腸にさほど負担がかからず、吸収も早いため、美肌を保つのに理想的です。

一方硬水にはミネラルが多く含まれているために、皮膚にカルシウムが蓄積されやすい傾向があります。

これは乾燥肌の原因になるため、皮膚の保湿を考えるのなら、軟水のほうが望ましいと言えます。

痩身には硬水、保湿には軟水と見てきましたが、硬水と軟水を上手に組み合わせて、痩身や美肌に役立てましょう。

最後に日常生活での硬水と軟水の使い分けについて見て行きましょう。

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日常生活から見る硬水と軟水の違い

美容に関して見てきましたが、つぎは日常生活の中での硬水と軟水の違いについて書いてみようと思います。

硬水と軟水には違いがありますが、その特性を生かして、使い分ける時代になったようです。

一部をのぞいて、日本の水資源は軟水だけだったんですが、私たちの生活の中に、硬水が自然にとけこんできました。

ミネラルの多い硬水はわずかな苦味がありますが、さっぱりとしすぎた軟水より、硬水は新たな健康飲料として注目されています。

硬水も軟水も、どう使うかのほうに比重が移っている気がします。


日常生活において硬水と軟水を個人が使い分ける時代になってきたようです。

  • 軟水の方が洗剤の泡立ちが良いです。硬水は洗浄能力が落ちます。なぜならミネラルと石けんが化学反応を起こし泡立ちを阻害してしまうからです。

  • 軟水の方が肌荒れにしにくく、石けんやシャンプーの泡立ちが良いです。一方、硬水での入浴は、石けんとミネラルの反応が見られ、化粧水の浸透に若干の影響が出ます。

硬水と軟水の両方を選べる時代になったので、今日の料理は硬水、洗濯は軟水などと、幅広く水を使うことが可能です。

日本の水資源の大半は軟水でしたが、生活全般の欧米化が進み、水への多様な関心が生まれてきました。

現在は深層海洋水と呼ばれる硬水も出回っています。

私たちの日常生活に、しっかりと硬水は根付きはじめています。

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硬水と軟水の違いって何?飲んで健康や美容に良いのはこっちのまとめ

今回は硬水と軟水の違いをめぐる記事でしたが、普段何気なく飲んでいる水にも、意外な事実が隠されているものです。

世界の地域では、飲水が違うために食文化が異なることや、ミネラルの健康的な活用法や、美容で利用することなど、いろいろと見てまいりました。

個人的に、私が興味深かったのは、軟水とお酒の関係です。

水は生活に不可欠な存在ですし、常に関心を払いたいものです。

地層もさまざまですから、硬度の違う、たくさんの水が世界に存在していることになりますね。

手軽にいろいろな水が楽しめる時代が来るといいですね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


by はぐれ鳥
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