長らく学習塾で、英語の先生をしていました。

私の勤務していたのは集団指導塾で、中学3年生や高校3年生、そして浪人生の英語の勉強をみていました。

私が採用されたのは、決して学歴が高かったわけでもなければ、特殊なスキルを持っていたためでもありません。

普通に大学に行って外国語を習得し、わずかながら教科に対して知識を持ち合わせていただけです。

よく塾講師のバイトに学歴は必要か聞かれますが、学歴の無い私にも勤まった仕事だと、お答えすることにしています。

では、いったい塾講師に必要な条件として、学歴以外に何が求められているのでしょう?

どうして塾講師のバイトでは、学歴はあまり重視されないのでしょうか。

この記事では、「先生」をやっていく上で一番大切になるのは何かを詳しく見ていきたいと思っています。

学歴が足かせになって、塾講師のバイトに応募するかどうか迷っている方は、ぜひ参考にされて、勇気を出して面接に臨まれてください。

学歴で塾講師のバイトを迷っている場合

学歴や通っている大学の偏差値などを気にされて、塾講師のバイトをやってみる自信が無い方が大勢いらっしゃると思います。

ネットを見ていると、そうした質問がたくさん寄せられていましたが、学歴が必要だと言う方が大多数で、そうではないという方が少数ですがいらっしゃいます。


結論から言えば、塾講師のバイトに求められるのは学歴ではありません。


よほどの事情がない限り、高度な学力や学歴は必要がないと思って差し支えないです。

ここで言う特殊な事情というのは、難関大学の医学部受験生を受け持つ場合などですが、そうした例外的な事情でもない限り、一般的な塾講師のバイトには特別高い学力は求められていません。

ここではそうした特殊な事例を除いて、一般的な集団指導塾や個別指導塾で、どんな採用条件が課せられているかについてお話していきます。

まずは中学生程度の勉強の中身が分かれば、学歴にかかわらず塾講師のバイトは十分にやっていくことが可能です。

私も塾講師のスタートは中学1年生のクラスを受け持つことから始まりました。

授業のスキルが上がるにつれて、少しずつ難度の高い授業を受け持つようになっていきました。


面接で私が聞かれたのは、1年しっかり続けてくれるかどうか、そして教えることに熱意があるかどうかでした。


私も塾講師のバイトの面接に際して、自分の学歴が気になっていましたが、採用者と面接していく中で、働く側の私に求めているものは学歴ではないと強く感じました。

実際に勤務が始まってみると、採用者の求めていた条件が、はっきりと体感出来るようになっていきました。

まず初めに、特殊な事例を除いて塾講師のバイトには学歴は関係ないと見てきましたが、本当に学歴は役に立たないのか、検証してみようと思います。

塾講師 学歴 バイト

塾講師のバイトは学歴が通用しない

塾講師のバイトに学歴で応募すると

塾講師のバイトに応募する際に、気を付けておきたい点が1つあります。

それは高学歴だからといって、必ずしも塾講師の採用に有利とは言えないことです。


高学歴でも塾講師のバイトの選考で落ちるケースが多々あります。


なぜなら学歴が高くプライドだけが高い人は、ものを教えるのにあまり適していないためです。

採用する側が求めているのは、学力の高さではなく、勉強が分からない子供さんと同じ目線で考えられる人間です。

一般に、高学歴の人は勉強や受験であまり苦労した経験を持ち合わせていない場合があります。

すんなり難しい大学に入ってしまったり、要領よく学力をアップしていった人の経験は、あまり役に立たないことが多いのです。

むしろ勉強や受験で苦労した人のほうが、子供さんと気持ちを分かち合える利点が大きいと私は思います。

塾講師のバイトに応募しようと考えている方に、学歴は気にしなくても大丈夫だとお伝えしたいです。

塾講師のバイトは難しい

勉強でつまづいた子供さんと同じ目線に立つのが重要だとお伝えしましたが、まだいくつかお伝えしたいことがあります。

必要な資質が無ければ塾講師のバイトは難しいという点です。

ここで言う資質とは、子どもさんと意思の疎通がとれるかということです。

つまり、学歴や教える教科に対する知識以上に求められるのは、人と向き合う仕事だという認識です。

まず、子どもさんに安心感と信頼感を持ってもらうことが第一歩になると思います。


子どもさんが見ているのは、先生の学歴ではなく人柄のほうです。


学歴に関係なく、会話の能力が高い人はやさしい言葉で自分の考えを伝えることが出来ます。

実際の授業は、言葉で説明することになりますから、いくら学歴が高く教科に対する知識が深くても、子どもさんにやさしく考えを伝えられない人には不向きなバイトだと思います。

必要な資質とは、勉強が分からない子どもさんに、効率よく知識を伝えるコミュニケーションの能力だと私は思います。

学歴ではなく、コミュニケーションの能力が求められるという点をおさえましたが、つぎは、塾講師のバイトの採用条件を具体的に見ていきましょう。

塾講師のバイトの採用条件は学歴以外にある

塾講師のバイトの採用条件はなんでしょうか。

以下でバイトの採用条件を2つのポイントから見ていきます。

塾講師のバイトの採用基準のポイントは謙虚さ

一般に高学歴の人は塾講師の採用において不利な傾向があります。

採用する側が見るのは、学歴の高さや通っている大学の偏差値などではないからです。

だからあまり学歴で悩む必要はないので安心してください。


一つ目のポイントとして、塾講師のバイトでは謙虚な性格の人が求められています。


まず、塾講師の採用基準は学歴ではなく人間的な性格にあります。

仮に採用されたにせよ、人にものを教える仕事というのは、簡単そうで実はとても難しいことです。

塾によっては指導マニュアルを用意している場合もありますが、採用された時点では、まだ新米講師なわけです。

自分自身が指導の方法を謙虚に学ばないかぎり、うまく子どもさんを指導することは難しいかなと私は思います。

採用された時点では、自分自身が「生徒」になります。

実際は、教科の中身は分かっているから、自分が教わることは何もないと考えがちな人には不向きなバイトです。

そうした人が塾講師のバイトの採用で不利なのは、教わる身になってものを考えることが出来ない考え方のためです。

謙虚に学ぶ姿勢さえあれば、学歴など関係なく塾講師としてやっていけるので心配しないでトライしてください。

授業の仕方について素直に指導を受けて、実践していく真面目さが大切なのだと、つくづく私も思います。

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塾講師のバイトの採用に一番大切なのは動機

塾講師のバイトでは、仕事の中身が子どもさんに教えることが中心になります。

自分より年下の方を相手にものを教えていくわけです。


応募の具体的な動機が、教育に関して強い興味があるかどうかが重要なポイントになります。


採用者はここをポイントに見ている場合が多いです。

教育に関心を持つことが、まずおさえておきたい一番肝心な点です。

履歴書に志望の動機を書く欄があると思います。

ここに自分がどうして塾講師のバイトに応募したか、きちんと書くことをおすすめします。

教育に対し強い動機を持っていることが採用者側にきちんと伝われば、採用される可能性がかなり高まると私は思います。

採用されて、実際に仕事が始まると「先生」になるわけです。

面接の前に、教師として何を伝えていきたいか、よく考えておくのがベターだと思います。

たとえば、子どもさんと「分かる喜び」を共有したいなど、具体的なイメージを思い描くと一番良いかと思います。


以上見てきたように、謙虚さと動機の大切についてお伝えしましたが、つぎに実際に塾講師のバイトで何が必要になってくるのか見ていきましょう。

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学歴以外で塾講師のバイトに必要なのは

塾講師のバイトに必要な力が継続と奉仕の2点にあることを見ていきましょう。

塾講師のバイトは継続することが大切

塾講師のバイトには責任が伴っていることさえ自覚すれば、続けていくのは難しくないと思います。

子供さんの合否が関わっているので、責任感が必要ですが、その分やりがいがある仕事だと言えます。

特に受験は1年単位なので途中で放棄出来ないことに注意しなければなりません。

1年を通して1つのことを続けていくのは難しいことかもしれませんが、最後に子どもさんの笑顔が待っています。

どんな仕事でも同じことが言えますが、続けていく努力をすれば、きっと報われると思います。


大切なのは継続する心構えです。


責任を持って最後までやり遂げられるかが大切です。

最後まであきらめない姿勢を、子どもさんは先生から学び取っていきます。

ここで自分自身が受験勉強で悩み、1年間苦労してきた経験が生かされてくるのだと思います。

苦労の多かった人のほうが、子どもさんの気持ちに深く寄り添えると私は思います。

子どもさんの力がぐんぐん伸びていき、最後に合格の喜びを分かち合う瞬間は、いつも私のモチベーションに直結していました。

粘り強いことに自信のある人は、ぜひ挑戦してみてください。

塾講師のバイトに求められる資質

一般に、人に何かを伝えることには根気が必要です。

分からなくて悩んでいる子どもさんが頼みとするのは、信頼できる先生なのです。

どんなに苦労してでも、根気よく、一緒に分かり合う努力を続けていくと、子どもさんも信頼して先生についてきてくれます。

ときには勤務時間以外にも、子どもさんが教えて欲しいと先生を頼ってくることも多いです。


塾講師のバイトは、人が相手の仕事であるため奉仕の気持ちがとても大切です。


もちろん子どもさんだけでなく、保護者の方にも安心していただかねばなりません。

人を尊重する気持ちや、自分から進んで奉仕する気持ちがあれば、塾講師のバイトはやっていけると私は思います。


以上、塾講師のバイトに求められるのは継続することと奉仕することだと見てきました。

最後に、学歴に関係なく出来る塾講師のやりがいについて書いてしめくくろうと思います。

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学歴に関係なく出来るのが塾講師のバイトのやりがい

塾講師のバイトのやりがいについて、最後にまとめてみます。

塾講師のバイトに応募するか悩んでいる方は、学歴以外で必要とされるスキルが多いため挑戦してみると良いと私は思います。


子どもさんの成長を見守りつつ自分も向上出来るのは素晴らしいことだと思いませんか。


教科の知識を増やすと同時に人として人への関わりを学べるのは、塾講師のバイトの最大のメリットだと思います。

もちろん教えるためには、教科の予習が大切になってきます。

自分の知識を分かりやすく整理して、どうしたら子どもさんに伝わるか、試行錯誤の連続かもしれません。

先生というのは、人に知識だけでなく、生きる道を教えるのも仕事のうちです。

先生の人生に対する真摯な姿勢は、きっと子どもさんの一生の財産になるはずです。

誰しも、尊敬する先生の1人や2人は人生の中で出会っているはずです。

今度は、この記事を読んでポジティブになられた方が、誰かの一生の師になる可能性を秘めています。

ときにはやさしく、ときにはさとすように、子どもさんの成長を見守っていくことには、何ものにも代えがたい大きな喜びを感じると私は思っています。

以上で、塾講師のバイトのやりがいについて書いてきました。

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塾講師のバイトに学歴は必要?集団指導塾の勤務経験者が語る採用条件のまとめ

塾講師のバイトには学歴より他に、さまざまな資質が必要になることをみてきました。

塾講師に応募するか迷っている方の参考になればと思い、記事を書いてきましたが、大切な点はなぜ塾講師のバイトを選んだのかという動機の一言に尽きます。

学歴が高いとか、時給が良いとか、人によって動機はさまざまだとは思いますが、大切なのは、どうやって子どもさんと向き合っていくかのひとことだと思います。

最初は「先生」として、私も伸び悩んでいましたが、頑張って少しずつ仕事を覚えていきました。

大学の偏差値など関係ありません。

出来ればこの記事を参考に、勇気を奮って塾講師のバイトに応募してみてください。

読者のみなさんの志こそ、みなさんにとっても子どもさんにとっても、一生の財産になる機会につながるかと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

by はぐれ鳥

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