子供が一番手がかかったのは、3歳前後でした。

保育園に通わせていましたが、近所に幼稚園がなく、仕方なく保育園を選びました。

保育園と幼稚園の特徴を調べてみると、保育園は保育、幼稚園は教育に重点が置かれているのが分かりました。

保育料や入園の条件など、保育園と幼稚園では違いがいくつかあります。

これから入園を考えておられる方に分かりやすく両者の違いについて、お話出来ればと思い、記事を書いてみました。

保育園や幼稚園を利用しようとお考えの方に、この記事が役に立てれば幸いです。

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保育園と幼稚園では保育年齢が違う

保育園と幼稚園では保育年齢が異なっています。

保育園の保育年齢

保護者の事情に左右されますが、おおむね0歳から小学校入学までと定められています。


大多数の保育園は0歳からの入園を受け入れています。


ただし、後に見る認可保育園の中には1歳から受け入れると定めているところがあるので注意が必要です。

0歳時保育は保育園によってまちまちです。

保育園によっては、産休が明けた後から受け入れるところもあれば、半年後としているケースもあります。

幼稚園の保育年齢


大きく分けて、幼稚園の保育年齢は2年保育と3年保育に分けられます。


3年保育を例にとると、3歳から小学校入学までと定められています。

2年保育なら、4歳から小学校入学までとなります。

場合によっては、幼稚園が「未就園児クラス(プレスクール)」を設けていることもあり、その場合は3歳になる前に入園出来ます。

3~4歳を年少、4~5歳を年中、5~6歳を年長と呼び、それぞれクラスで分けていきます。

昨今では、幼稚園に入園するのが難しくなってきているので、年少から入園するほうが望ましいという意見が大半です。

保育園と違って、3歳くらいから親離れの生活を始めるわけです。

年少から入れば、早めに集団生活に慣れるとお考えの方も多いです。

少子化が進んでいるのに、幼稚園に入園するのが難しくなっているのは、それだけ幼稚園へ入園することへの関心が高いのかもしれません。


保育園と幼稚園の保育年齢の違いを見たあとは、いくらくらい保育料がかかるか見ていきましょう。

保育園 幼稚園 違い

保育園と幼稚園では保育料が違う

保育園と幼稚園の違いの1つに、保育にかかる費用が異なっている点があげられます。

厚生労働省の「地域児童福祉事業等調査結果の概況」という資料を参照しつつ、以下に書いていきます。

保育園の保育料

保育園は「認可保育園」と「認可外保育園」に分類されます。 

認可保育園の保育料は課税状況で市町村が定めることとされています。

1人あたり月2万円前後が、認可保育園の保育料の目安となっています。

認可外保育園の保育料は設置者の定めるところによるとあり、保育料は保育時間の長さや時間帯、子供の年齢などによってさまざまです。


幼稚園の保育料と比較すると、かなり安く抑えられています。

幼稚園の保育料

幼稚園は「公立幼稚園」と「私立幼稚園」に分類されます。

公立幼稚園の保育料は市町村が定めることとされています。

1人あたり年間22万程度の保育料が公立幼稚園では必要です。

認可保育園と同じくらいの保育料に抑えられているのが公立幼稚園です。

私立幼稚園の保育料も設置者の定めるところによるとあり、保育料は年額で決まってるケースが多いようです。 

1人あたり年間49万程度の保育料が私立幼稚園では必要です。

私立幼稚園の保育料は、他と比較してもかなり高額だと思われます。

自治体によっては補助金の内容や、第二子の負担減免などの違いがあるので、市町村に問い合わせて、事前に調べておくと良いでしょう。

保育料について見てきましたが、つぎは施設に入るための条件の違いについて見ていきましょう。

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保育園と幼稚園では入園する条件が違う

入園する条件の違いから保育園と幼稚園の違いを見ていきましょう。 

保育園に入園する条件

保育園の場合、両親が共働きである、もしくは長期間乳幼児の世話が困難な状況にあるなどの条件が必要です。

家庭事情や両親の健康状態、就業の状況などを考慮する点で、保育園の方が身近で親身なイメージを以前は持っていました。

ですが親の都合で子供を代わりに保育してもらうというのは、やはり保育園の本来の趣旨に合わないようです。

共働きか、やむを得ない事情がない限り、子供を預かってもらうのは難しいのだと分かります。


たとえば市町村が認可保育園を管轄するとありますから、厳しい審査があるのだと今回知りました。

幼稚園に入園する条件


子供さんが定めらた年齢(3歳)になれば入園可能です。


幼稚園は学校なので、学ぶにふさわしい年齢になり、秋にある審査に通れば、親の事情に関わらず入園可能だといえます。

中には親の面談を要求する、いわゆる「お受験幼稚園」もたくさんありますが、私には難しそうだなと思っていました。

そうした事例を除けば、共働きであろうとなかろうと、親の事情を問わない幼稚園への入園は、保育園に比べて厳しくないと分かります。


入園の条件の違いをおさえたあとは、幼稚園と保育園の保育時間を見ていきましょう。

幼稚園 保育園 違い

保育園と幼稚園では保育時間が違う

預かってくれる時間(保育時間)が異なっている点で、保育園と幼稚園には違いがあります。 

保育園の保育時間


保育園の保育時間は、最長で7時半~18時くらいまでと時間が長い特徴があります。


忙しい家庭事情や傷病を持っておられる方にとって、育児の負担が軽減されるメリットが非常に高いと言えます。

保育園は保育時間が長いため、給食の提供も義務付けられています。

法律では、保育園の保育時間を原則8時間以上と定められているので、日中の大半を、子供さんが保育園で過ごすことが可能です。


長時間子供さんを預けるわけですから、信頼出来て、納得のいく保育園選びをしたいものです。

幼稚園の保育時間


幼稚園の保育時間は、9時~14時の間に1日4時間程度と時間が短い特徴があります。


保育時間が比較的短いため、給食の提供は任意となっています。

法律では、原則39週を下回らないと定められていますが、日数より1日に預かってもらえる時間の短さが問題視されてきました。

2007年に文部科学省は学校教育法を改正し、預かり保育制度を導入しました。

これは保育時間を延ばすことによって、子育て支援をしようという国の政策です。

新制度の導入と同時に、幼稚園も比較的長い時間預かってくれるようになりましたから、やはり信頼できる幼稚園選びが重要です。


保育時間を見たあとは、保育園と幼稚園の施設の目的の違いについて見ていきましょう。

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保育園と幼稚園は役割が違う

保育園と幼稚園の違いについて、役割の違いといった観点から調べてみましたので一緒に見ていきましょう。

今回調べて考えたことは以下のようになります。

保育園の役割

保育園は管轄が厚生労働省であり、児童福祉法で定められた児童福祉施設とありますから、私は単なる行政サービスだと思っていました。

保育士の資格というのは、子供の世話が出来るプロのことだと思っていましたが、実際に子供を預かってもらう際に考えたのは、親の代理をする仕事のようなイメージだったのです。


よく考えたら、保育園は親の代わりをする施設ではなく、あくまで子供を「保育」する施設です。


親代わりと保育するのは全然意味が違います。

「保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること」(児童福祉法第39条)の定める保育とは、「子供が生活する場を作る」という趣旨です。


小さな子供さんにとっては、継続的な「生活の場」が必要で、保育園こそ保育の場所を提供出来ます。

幼稚園の役割

保護者にとって教育は頭を悩ませる問題なので、一時期は幼稚園が教育機関であるのは望ましいことのように映っていました。

幼稚園は児童福祉法に定められた教育施設であり、文部科学省が管轄するとあったため、完全に「学校」として捉えていたわけです。

幼稚園は文部科学省が定める学校となっていますから、幼児教育に重点が置かれているとの先入観を持っていました。

その上、幼稚園の先生には、幼稚園教諭免許状が必要です。

幼稚園は、小学校に入るまでの助走期間だとばかり私は考えていました。

ですが、学齢期まで家庭教育だけで過ごす子供さんもいらっしゃいます。


幼稚園は「教育」の場ですが、子供さんに日常を通して学びを習得させる場所です。


決して子供さんに難しい英会話を無理に習得させたり、受験コースのスタートだと気構えたりする必要はないかもしれません。

家庭で学ぶことを補完してくれる場所だと考えて大丈夫だと思います。

小さな子供さんにとっては、日常こそ学びの時間です。


日常生活の延長である幼稚園は、純粋な「学びの場」だというのがよく分かりました。

 
幼稚園 保育園 違い

幼稚園と保育園の違いを教えて!詳しく知りたい保育時間や保育料のまとめ

以上、幼稚園と保育園の違いについて、見てまいりました。

この記事の最後のまとめとして、お伝えしたいことがあります。

最近、「幼保一体型」という言葉が定着しつつあるのを、現役保育士さんから伺いました。

保育園も幼稚園も違いはあれど、大切なお子さんを預ける点では変わりがないそうです。

保育園と幼稚園のいずれを選ぶにせよ、信頼出来る施設を探すのが大切だとお伝えして、この記事を終わろうと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

by はぐれ鳥

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